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朝のテレビ朝日スーパーモーニングを見てたら、東京から宮城県川崎町に引っ越した夫婦が地元産木材を使って建てられた家の欠陥についてやっていた~^^;

柱、梁、桁は勿論のこと、床、天井、壁、外壁まで無垢材で仕上げられた家でした~^^

施主の奥さんが、梁材、桁材のひび割れ、丸太柱のひび割れ、床材の反りに不満のようだった~^^;

最近流行の地元産の木を使った家で、独立基礎に鉄骨を組んだ上に建てた家です~^^

番組の中で専門家が指摘した欠陥は、鉄骨の強度不足、木の乾燥不足、ひび割れ防止の背割りでした~^^;

僕が番組を見て思ったことは、設計を担当した人の説明不足が一番の問題だと思いましたね~^^;

それから流行に流されてメンテナンスの難しい家を建てたのも問題でしょうね~^^;

鉄骨の大きさによる強度不足は間違いなく欠陥ですが、伐採されてからも生き続ける木の性質を知らな過ぎです~^^;

芯が残ってる木材が割れるのは当たり前ですし、ましてや丸太のまま柱にしてるわけですからね~^^;

どんなに乾燥させても割れますし、使われ方によっても差が出ますよね~^^;

背割りを入れたって割れる木は割れます~^^;

最近人口乾燥で早く乾燥させますが、内部が割れることも生じます~^^;

あれは商業的な問題で伐採した木を早く製品にしたいからできた乾燥方法ですから、木にとってもあんまり良いことは無いでしょうね~^^;

やっぱり自然に時間を掛けて乾燥させ、木の癖を出し切ってから製品にするのが一番でしょうね~^^;

人間と同じですね~^^

それから床材の反りですが、これも木表と木裏の乾燥の差によって生じますから、木表側に反るのはどうしようもないですね~^^;

板材を切った断面を見ると年輪が見えますが、だいたいの板材の表側は木表を使いますから、板と板の合わせたところが反ってしまうのです~^^;

現在、床材に使われる板材もログハウスの流行などと共に30mm以上の板厚のものが出てきてますから、反りもきつくなるわけですね~^^;

勿論、板の厚みが大きければ湿度の影響を大きく受けますから、板と板の合わせ目が開くのも大きくなるわけですよね~^^;

木は生き物ですから、人間と同じで一本一本性質が違うのは当たり前で、それを上手く組み合せる技術が現代の職人に欠けてるんでしょうね~^^;

商業的なことばかりで本来の木の性質や適材適所で使うということを蔑ろにしてきたのが原因でしょう~^^;

結論ですが、アフターメンテナンスできない人は無垢材を多く使った家は建てないのが一番でしょね~^^;

子供を育てるのと同じだと思ってメンテナンスしないと、不満だらけの家になるでしょうね~^^;